「ここ最近で夜遊びをするようになった息子(A君・18歳)が、先日も朝帰りをしたため、きつく叱りつけました。その際に口論になり、思わずカッとなり手を上げてしまいました。」
「Aはそのまま家を飛び出し、もう何日も家に帰ってきません。携帯電話も繋がらないため心配です。ガルエージェンシーという探偵事務所があることは、何度かテレビで観て知っていたので、今回相談したいと思いました。」

「友人を介して、ガルエージェンシーさんを知りました。友人は私と同じように家族が行方不明になり、時間と費用をかけて探しても見つからなかった時にガルエージェンシーさんを紹介され、結果無事に発見できたという話でした。費用以上に確実に発見して頂くことが最優先でしたので、藁にもすがる思いで依頼いたしました。」

「はじめにお母様より電話で行方調査の電話相談がありました。そこで「受験に悪影響を与えたくない。」「学校側には体調不良による休学を申し出、警察にも相談していない。」という事を伺いました。お母様の意向を尊重し、学校の友人やご近所への聞き込み調査はしないことをお約束しました。ご両親からA君の普段の生活や、最近の様子の変化などについて詳しく伺う必要があると思い、ガルエージェンシー名古屋駅西支店までお越し頂きお話しを聞かせていただくことになりました。今までは夜遊びをするような友達付き合いはなかったこと、夜遊びが増えた時期と予備校に通い始めた時期がほぼ同時期であること、予備校の場所は学校から数駅離れた広島駅であることなどを伺いました。予備校でできた友達と夜遊びをするようになった可能性が高いと考え、全国124支店のひとつ、ガルエージェンシー広島駅前店と連携し、すぐに調査を開始しました。」

予備校を中心に広島駅付近に調査員を配備しました。調査開始から1週間で、めぼしい成果を得ることができず、調査範囲を広島駅周辺から呉まで広げました。調査員の数も倍に増やし、調査実施時間も早朝から深夜に拡大しましたが、それでもA君は見つかりませんでした。そこで全国にある124支店すべてに呼びかけ、A君の情報を共有し捜索にあたりました。
捜査開始から25日後、ガルエージェンシー博多駅前支店よりA君を発見したという連絡が入りました。見つかったのは博多駅からほど近いコンビニでエンスストア。すぐさま調査員が依頼者様に連絡をし、大至急、博多駅まで来るように伝えました。その間、A君を見失わないように調査員2名体制で追尾を続けました。
数時間後、ご両親が博多駅に到着し無事に再会。しかしA君は、家に戻るよう説得するご両親を無視し続けました。「このままではダメだ。」と感じた私は、A君に歩みより「君がこれまで生きてこれたのはご両親のおかげだろう？親を無視するなんていう生意気な態度は、これまで君にかかったお金を全てご両親にお返ししてからが筋じゃないかな。」と諭しました。そのまますんなりと家に戻ることはなかったものの、A君は「月に1度、必ずお母様にどこで何をしているかを必ず連絡する」と約束してくれました。

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